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6代目スカイライン

19818月、普通の乗用車でありながら稀有なブランドイメージを持つスカイラインがフルモデルチェンジされて6代目となりましたにゃよー!

このモデルは初代から設計に携わってきた桜井真一郎さんが担当した最後のモデルとなりましたにゃ'ω'

CMには映画スターであり、モータースポーツもこなす俳優のポールニューマンを起用、エンジンや後輪駆動の基本レイアウトをはじめ、従来通りの形式でありながら走りの性能をより進化させたモデルチェンジで80年代の新しい時代を予感させるウェッジシェイプのスタイリングに生まれ変わりましたにゃ!


ボディも4ドアセダン、2ドアハードトップに加えて5ドアのハッチバックが新たに追加、型式名もR30型と改称された6代目はハコスカ以来スカイラインのアイデンティティとされていたサーフィンラインを廃し、それまでは4気筒モデルと差別化されていたホイールベースが6気筒のロング版に1本化されましたにゃよ!

そして2ヶ月後の10月、オイルショックと排ガス規制のために1973年に生産中止を余儀なくされたGT-Rの伝説を復活させるべく登場したのがスカイラインRSでしたにゃ(=ω=)

搭載されたエンジンは6気筒ではなく4気筒であったものの、全くの白紙から設計された高度なメカニズムの1気筒あたり4バルブを持つDOHCユニットFJ20型を心臓に秘めたRSは明らかにGT-Rの系統に属する悍馬でありましたにゃ!

1983年にはターボを備えた190馬力のターボRSが追加、当初はラジエーターグリル程度の違いだった外観がマイナーチェンジで薄型の専用ヘッドライトと深海魚風の「鉄仮面」と呼ばれる専用のノーズが与えられましたにゃよ(ФωФ)

1984年にはターボ仕様にインタークーラーを装備して205馬力のターボCに発展、史上最強のスカイラインを謳って登場したものの、FJ20ユニットは高度ゆえに製造コストが高騰したためにこの一代限りで消滅、翌1985年に新型のR31型にバトンタッチしてその生涯を終えることとなりましたにゃ^-ω-^